遺物が地中で動くわけ。

私が学生で考古学専攻生だった時、衝撃を受けた話がいくつかありました。

その中の一つを紹介します。

それは

地中の遺物は

霜 柱 で 動 く こ と が あ る 

ということです。

埋まっているものが何らかの事情で当初あった場所から動くということは当然考えられることですが、まさか霜柱で動くとは!と驚きました。霜柱パワーすごいです!霜柱リスペクト!

発掘調査の現場では、出土した遺物がどの位置(平面も、標高も)にあったかということを記録し、例えば土器がどちら側から潰れて割れたのかとか、石器をどの方向に打ち欠いたのかなどを復元したりしています。そういった場合に、遺物が当初の位置から動いている可能性を視野に入れておくことはとても重要です。

みなさんは、埋まっている遺物が動く背景にはどんなものがあると思いますか?

我が家の子供達からは、

○地震

○セミの幼虫

○土砂崩れ

○河川の氾濫

○モグラ

土を移動させるモグラ

○ネズミ

○タウナギ

○地蜂

○ミミズ

という意見が出ました。

何か「これは!?」という背景を思いついた方は、ぜひ教えてください!

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Twitterで、金子実さん@tGyWsAtnF9Fw6PA
から、下記の論文を教えていただきました。ありがとうございます!感謝申し上げますとともに、勉強させていただきます。

上本進二・御堂島正1988「霜柱による遺物の地表面移動実験」『旧石器考古学』36

御堂島正・上本進二1988「遺物の地表面移動ー雨・風・霜柱・植物の影響についてー」『旧石器考古学』37

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金田あおい

金田あおい

代表・デザイナー時代意匠考案 藍寧舎
大学・大学院で考古学を学んだのち、考古学や歴史学が持つ肯定的な側面に焦点を当てたデザインをしたいと専門学校へ。現在は、デザイン製作・ワークショップ・トークイベントなどをおこなう、時代意匠考案 藍寧舎(らんねいしゃ)として活動しています。

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