遺跡に行って考古学vol.3 岐阜県中津川市苗木城

駐車場からの登城口に、解説看板があります。

苗木城は、岐阜県中津川市にあります。別名、霞ケ城とも呼ばれているそうです。

足軽屋敷跡は絶景ビューポイントとなっていました。

駐車場から少し歩くと見えて来る、絶景ビューポイントの看板に頬が緩みます。いや、本当にこの場所からの眺めは絶景です。『絶景!山城ベスト10』第1位に選ばれたお城と聞き、遠目に見える段階から期待が高まりました。

登城に誘ってくださった愛知県埋蔵文化財センターで木製品を中心に研究を進められている樋上昇さんと、まるでヨーロッパのお城みたいにも見えるねと話していました。

ここは国の史跡に指定されており、天文年間(1532年~1555年)に遠山正廉が高森に苗木城を築いたのがはじまりと言われています。それからどんどん築城が進んでいったとか。ですので、石垣の積み方に時代差が見られます。お城としては古い時代の方で、石垣の反りが少なく垂直に近い感じで作られていました。

巨石を取り囲むように作られた石垣。

驚くのは、もともとあった巨石を取り囲む形で作られた石垣です。すっぽりはまっているように見える巨石に驚きました。また、門と門の間隔が狭く、自然地形を生かしながら堅牢に作られたように感じました。

門があった痕跡。

本丸に上がってみると、眼下にはゆうゆうと木曽川が流れていました!中津川市内を見下ろせる大パノラマを堪能すると、登ってきた疲れも吹っ飛びます。

本丸に復元されている足場の組み方を見ると、柱がくる位置の巨石を削り建てられたことがわかります。しっかり計算されているのですね。復元されていない場所の石にも、そのような痕跡が見られる場所があります。

登ってみると、『絶景!山城ベスト10』第1位!のわけがよくわかりますよ。納得です。

ぜひ、お天気の良い日に訪れてみてくださいね!

今回は、岐阜県中津川市の苗木城をご紹介しました。

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金田あおい

金田あおい

代表・デザイナー時代意匠考案 藍寧舎
大学・大学院で考古学を学んだのち、考古学や歴史学が持つ肯定的な側面に焦点を当てたデザインをしたいと専門学校へ。現在は、デザイン製作・ワークショップ・トークイベントなどをおこなう、時代意匠考案 藍寧舎(らんねいしゃ)として活動しています。

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