遺跡に行って考古学vol.4 富山県朝日町不動堂遺跡

不動堂遺跡は国指定史跡で、富山県朝日町にあります。昭和の初め頃から、遺物が見つかっていて、周辺に遺跡があることが知られていたようです。

昭和48年から発掘調査が始まり、主に縄文時代中期の土器や石器、そして22棟の建物跡が見つかっています。

発掘調査された現場を、実際に訪れてみました。

3棟の縄文建物が復元されています。第2号復元住居と呼ばれる建物は大きいです!
平面形を残してある建物跡

現在は遺跡公園となっており、形の違う縄文建物が3棟復元されていました。特に第2号復元住居と呼ばれる建物は、棟持柱をもつ巨大建物で、説明板には「大規模でかつ規則正しく建てられたこの住居は、普通の住居ではなく周辺の集落から人々が寄り集まって会合したり、いろいろな行事を行った公的な機関ではないかと言われています」とありました。復元されていない建物跡は、その平面形をレンガで囲って残してありました。

周りの緑の芝生が、目にも鮮やかです。

展示室には遺物が並んでいました。
パンフレットも無料でいただけます。

入り口から左を見ると、説明板とともに資料館の入り口が解放してありました。ご自由にお入りください、無料です、とのこと。中に入ると、建物跡から出土した遺物の展示と解説パネル、パンフレットが置いてありました。詳しい年表が載っており、不動堂遺跡のあらましや出土遺物の写真だけでなく、国や富山県内、また、朝日町の主な遺跡の時期がわかるようになっています。

不動堂遺跡公園の周辺には、百河豚美術館や朝日町歴史公園、物産や喫茶コーナーのある、なないろ館(コンベンションビューロー)もあります。

歴史公園には滑りがとても良いローラーコースターやトランポリンがあって、子どもたちも大喜びでした。

綺麗に整備された遺跡公園でした。

ここも遺跡にまみれて一日遊べそうですね。駐車場やお手洗いも完備で安心です。またゆっくり訪れたいと思います。

注文人数分のタラ汁がお鍋に入って提供されます

ちなみに、不動堂遺跡を訪れる前に、今回はタラ汁をいただきました!朝日町の名物であるタラ汁は、日本海で採れた鱈を味噌で煮たものです。私は「栄食堂」さんでいただきました。鱈の出汁が効いていてとても美味しかったですよ!おすすめです。

縄文時代も、鱈を採って食べていたのでしょうか?想像が膨らみます。

***********************************************************************

追記:実は不動堂遺跡の近くに「まいぶんKAN」という朝日町の遺跡を学べる体験型の博物館があるそうです。あまりに強行軍だったので見落としました・・・山までは見ず。少しのことにも、先達はあらまほしきものなり。調べてから行けよって話ですが、残念すぎます。再訪決定です。

The following two tabs change content below.
金田あおい

金田あおい

代表・デザイナー時代意匠考案 藍寧舎
大学・大学院で考古学を学んだのち、考古学や歴史学が持つ肯定的な側面に焦点を当てたデザインをしたいと専門学校へ。現在は、デザイン製作・ワークショップ・トークイベントなどをおこなう、時代意匠考案 藍寧舎(らんねいしゃ)として活動しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Scroll to top