人とモノとの関わり合い。

とあるイベント会場でのことです。

私は藍寧舎のブースで歴史意匠グッズを販売していました。

するとそこへ、お世話になっている研究者の先生がお越しになりました。

先生「何か買って帰ろうと思って寄りました」

私「ありがとうございます!こちら新発売のクリアファイルなど、いかがですか?発掘調査の現場柄なんです」

先生「うっ、それは仕事を思い出して胸が苦しくなるからイヤ!」

私「ええええ?(動揺)」

モノの捉え方は人それぞれ。モノに対する見方がその人の持つ環境や考えなどに応じて変わることは本当に面白いです。デザインの奥に見える風景の違いに思わず笑ってしまうとともに、これぞ考古学!とワクテカしてしまいました。

何も語らないモノの背景をどのような方法で明らかにするか。そのモノを使っていた人の心とは。

考古学は、なにも文字がない時代だけの学問ではないのです。現代社会も、存在するからには、昔に作られたものといえます。今この瞬間にも、考古学は存在しているのです。

ヒトとモノとがいかに関わり合って今の世界を構成しているか、それを考えるところに面白さや可能性を感じつつ、私は私のデザイン道を突き進みます(笑)

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金田あおい

金田あおい

代表・デザイナー時代意匠考案 藍寧舎
大学・大学院で考古学を学んだのち、考古学や歴史学が持つ肯定的な側面に焦点を当てたデザインをしたいと専門学校へ。現在は、デザイン製作・ワークショップ・トークイベントなどをおこなう、時代意匠考案 藍寧舎(らんねいしゃ)として活動しています。

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