ヘアスタイルの技術史。

先日、美容院に行きました。

久しぶりだったので、縮毛矯正(ストレートパーマ)とカットをお願いしました。

私「カラー(髪を染める)ようになったのって、80年代ぐらいでしょうかね?」

美容師さん「うーん、もっと古いですよ。60年代にはあったと思います。学校の授業でねえ、習いましたね、そういえばそういうの」

私「ヘアスタイルに関する歴史を習うんですか」

美容師さん「習いますよ。僕の場合はつまんなくて寝てましたけどねw」

私「そうなんですか。笑。カラーリングが60年代って、思ったよりずっと早いですね。髪って、カットするか結ぶかパーマかけるかカラーリングするかっていう表現方法でしょう?結び方で自己表現する時代から、パーマかけるようになって、色も選べるようになったっていう流れかと思っていました」

美容師さん「60年代のカラーリングは、あったけどあまり流行らなくて、多くの人がするようになったのは80年代じゃないかなあ。実はパーマと同じくらい古いんですよ」

私「へえ~そうなんですね~!ヘアスタイルって、これからどんな方向に進みますかね。カットとパーマとカラーとウィッグで最終形態かなあ?例えば頭の形を変えるとかって方向は出てきてないですよね」

美容師さん「頭の形を変えるってことになると解剖学的になるからヘアスタイルからちょっと離れますよねえ。そうだな、僕は髪が好きな長さに伸び縮みするような薬か仕組みかが出てくる気がするなあ」

私「というと?」

美容師さん「例えばカチューシャみたいなのをしたら、そこから色が変わったり長さが変わったりね、自由にヘアスタイル変えられる何かが出てきそうって思います。AIの発展とかもあるし、そういうので、例えばスマホで好きな髪型を選んだら現実に反映されるとかね」

私「ありそう。面白いですね」

美容師さん「でも、そうすると僕らの仕事は無くなりますよ。ロボットとかシステムとかにとって変わられる職業に入ってくると思うんですよね」

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そういえば、月代(さかやき)という髪型(いわゆるちょんまげの、おでこから頭頂への毛を剃った状態のもの)が流行した時代、剃った部分が青いほうが若いという社会通念があって、若さを表現するために剃った部分をわざわざ藍で染める人までいたという話を聞いたことがります。そこを染める!?と驚きました。

ヘアスタイルの技術って面白いです。

過去の人々の髪型は土偶やはにわ、絵画土器や壁画などでわかる部分もありますが、実際どんな技術でその形を維持していたのかなどをちょっと調べたくなってきますよね。

ああ、いつだって考古学!

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金田あおい

金田あおい

代表・デザイナー時代意匠考案 藍寧舎
大学・大学院で考古学を学んだのち、考古学や歴史学が持つ肯定的な側面に焦点を当てたデザインをしたいと専門学校へ。現在は、デザイン製作・ワークショップ・トークイベントなどをおこなう、時代意匠考案 藍寧舎(らんねいしゃ)として活動しています。

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