変化と人々の関係

次男「カセットテープ?ああ、ジョジョ(漫画:荒木飛呂彦 1987〜『ジョジョの奇妙な冒険』集英社)に出てきてた。ウォークマンだっけ?何のことかわからなかったけど、そういうものがあったんだなってことは知ってる」

衝撃的な言葉でした。

長男はカセットテープやビデオテープを使用する環境で育ちました。親の方もそれはよく覚えています。


ところが、次男によくよく聞いてみると、生まれた時からCDやDVDで育ち、巻き戻しという概念自体を知らないということがわかりました。たった二歳しか離れていないにもかかわらずです。今は、操作すれば、即、頭出しすることができます。いや、Youtubeなどは頭出しすら必要ないものと言えるかもしれません。

次男以降の子どもたちにとっては、カセットテープもビデオテープも物語の中の遺物のような感覚ということでしょうか。「巻き戻しって何?」ああ、そういう世代なんだ……。

徐々に徐々に変化していくものの方が多いかと思いますが、ある世代でスパッと大きく変わるものもある。自らの経験にはない、知識としてしか知らない、モノ。

考古学の研究ではモノの変化に注目して歴史を考えますが、変化と人の関係には様々なありようがあるということに改めて気づかされます。

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金田あおい

金田あおい

代表・デザイナー時代意匠考案 藍寧舎
大学・大学院で考古学を学んだのち、考古学や歴史学が持つ肯定的な側面に焦点を当てたデザインをしたいと専門学校へ。現在は、デザイン製作・ワークショップ・トークイベントなどをおこなう、時代意匠考案 藍寧舎(らんねいしゃ)として活動しています。

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