先日から予告しておりました、「土偶変遷Tシャツ」の発売を開始いたしました。



多田から企画の話をもらい、大枠のイメージを共有して製作に取りかかりました。彼女が漠然と持っていた、時の流れを感じられるようなデザインにするため、それぞれの土偶の向きに注意を払いました。
また、線対称に見えるものでも、人の手で作られている以上、微妙な凹凸や歪みがあります。私は常々、製作者の手の動きや美的感覚の追求を再現したいと考えています。そこで、今回はデザインを写真から起こし、大きなデフォルメは行いませんでした。
開発の経緯についてはこちら「土偶変遷Tシャツ」はこうしてできた!をご覧ください。
土偶好きな方、ものの形の変化や地域独特のバリエーションの差などに面白さを感じる方のお手元に届くといいなと思っております。
アーケオスケールのグッズ第二弾、ぜひご検討ください!
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金田あおい
代表・デザイナー : 時代意匠考案 藍寧舎
大学・大学院で考古学を学んだのち、考古学や歴史学が持つ肯定的な側面に焦点を当てたデザインをしたいと専門学校へ。現在は、デザイン製作・ワークショップ・トークイベントなどをおこなう、時代意匠考案 藍寧舎(らんねいしゃ)として活動しています。

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