属性認識の分岐点

四男(保育園年長児)は今、絵を描くが楽しいようです。

ほんの数週間前まで、丸の中に点々で目を描き、手足を線で描くという棒人間のような絵だったのですが、おそらく年齢的なものもあるのでしょう、その表現の発達には目を見張るものがあります。

昨日はA4の紙をプリンターから引き出してきて、父親の似顔絵を描いていました。

瞳を描きメガネを描き眉毛を描き鼻の穴を描き…ヒゲも追加。

顔の特徴点を検出して父親を識別し似顔絵にしているとすると、彼にとって父親の属性として「ヒゲ」は欠かせないものだったのか!と驚きました。

というのも、私は夫の似顔絵を描いたとしてもヒゲを描こうとは思わないからです。だって、生やしてるわけではなくて、剃り跡ですよ。

私の中では、夫を構成する属性の中にヒゲは入っていません。
でも、四男にはしっかり入っているということがわかりました。

何を持って対象を識別するかということは、考古学研究の「分類」時にも大きく関わってくる分岐点だと思います。

似顔絵(特に子供が描いたもの)というのは、どのようなところに個人の特徴点があるのかを明らかにする、また、描いている側がどのようなところに特徴点を見出しているのかを知ることができる面白いツールかもしれません。

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金田あおい

金田あおい

代表・デザイナー時代意匠考案 藍寧舎
大学・大学院で考古学を学んだのち、考古学や歴史学が持つ肯定的な側面に焦点を当てたデザインをしたいと専門学校へ。現在は、デザイン製作・ワークショップ・トークイベントなどをおこなう、時代意匠考案 藍寧舎(らんねいしゃ)として活動しています。

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