郵便で考古学vol.1 この夏は土偶Tシャツを着よう!

未曾有のコロナ禍の中、気がつけば2月14日のバレンタインデーから4ヶ月もご無沙汰しておりました。毎回ブログ更新を楽しみにしていてくださった方、インタビューや取材をお受けいただいた方、本当に申し訳ございませんでした。皆様、お変わりございませんでしょうか。

こちら、アケスケの二人も元気にしております。臨時休校と緊急事態宣言により、家事・育児の量が劇的に増え、働く母の日常がいかに社会システムに支えられているかを痛感しました。

それとともに、私は心底、旅が好きなんだと気がつきました。土地の歴史を知り、無二の風景と味覚に出会い、風土に育まれた文物に触れ、そして土地の人と話してその時間を共有すること…。そうした旅のすべてが私の生きる喜びなのだと思いしりました。今、しみじみつくづく、遺跡や史跡、博物館を訪ね、皆さんのお話を聞きたいです。

しかしまだまだコロナは収束せず、安心して旅をするのは難しそうです。旅雑誌やWEBの旅記事では、緊急事態宣言中から「落ち着いたら行きたい」という切り口での紹介記事へとシフトすることで情報発信していますが、アケスケブログも手近にあるものから、考古学に触れて行こうと思っています。

こちらは、5月29日に発行された郵便切手63円シート「国宝シリーズ 第1集 考古資料」。アケスケブログの読者の方なら、買われたという方も多いかもしれません。
ラインナップは、土偶5体と、埴輪、銅鐸、銅鏡、縄文土器、古墳時代の馬具。人によっては、コレよりアレが入るべきだろう、とかいろいろ推しがあるかと思うのですが、いかがでしょうか?

個人的にはシール切手なのがちょっと残念ですが、withコロナの時代では裏ノリを舐めて貼る、なんてことは御法度になっていくのかなとも思うので、最古の国宝が題材であろうとも、時代にマッチしていると言えるのかもしれません。
それから、切手の中に遺物の名前が印刷されていたらなぁとも思います。これだと考古学に詳しい人以外は、どこの何だかわからないんじゃないかなと。ちなみに昭和42年から平成元年に発行された第1〜3次国宝シリーズでは、何を描いているのかが切手に記載されています。

「これってどこの何なんだろう」
 
ある日届いた手紙に貼られていた切手が、考古学への扉を開く…。なんてこともあるわけで。調べることで一歩が始まる、という考え方もありますが、これも皆さんはどう思われますでしょうか?

アーケオスケールでは、歴史意匠のTシャツを製作販売していますが、このとっかかりの一歩を手助けすることを大切にしています。1月に販売を開始した「土偶変遷Tシャツ」は、バックに草創期から弥生前期までの日本各地の土偶をプリントしています。もちろん国宝土偶5体もちゃんと入っていますよ!

そして「土偶変遷Tシャツ解説パンフレット」がついてきますので、どの土偶がどこで出土したのか、どこで見られるのか、どんな特徴があるのかを知ることもできます。

冬発売だったので、いまいち認知度が低かった「土偶変遷Tシャツ」ですが、今こそお買い求め時です! 土偶パワーを身につけて、暑い夏を一緒に乗り切りましょう!
(切手の話かと思わせつつ、いつの間にか商品紹介にすり替わったことを、お許しくださいね)

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多田みのり
旅と歴史のライター、奈良市観光大使 大学・大学院で考古学、歴史地理学を学び、一般企業に就職。その後、一般の方にわかりやすく考古学の成果を紹介することで、自由に歴史を語り、想像する人が増えてほしいとの思いから、歴史ライターに転職。雑誌やウェブでの取材、執筆、編集のほか、小中学校でのワークショップや講演などを行なう。

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